晴天の下、沖縄国際大学グラウンドにて「第4回 東アジア沖縄国際交流大学サッカー大会」が開幕しました。

国外から国立台湾体育運動大学(台湾)2チーム、澳門大学(澳門)、沖縄から沖縄国際大学2チーム、沖縄大学、琉球大学、名桜大学の計8校が参加。

3月7日までの4日間、2グループ(4チーム総当たり)に分け、各グループチーム同順位チーム同士の順位決定戦という大会形式で行われます。

試合に先立ち、開会式が行われました。

一般社団法人沖縄県サッカー協会・具志堅朗会長による開会宣言に始まり、ご来賓の台北駐日経済文化代表處那覇分處・蘇啓誠所長、佐喜眞淳宜野湾市長 、一般社団法人沖縄県サッカー協会大学連盟顧問・島袋啓順様からご挨拶をいただきました。

佐喜眞市長は「沖縄へ、そして会場となっているここ宜野湾市へようこそ!この大会を通して沖縄とアジアの交流を深め、素晴らしい経験となるようお祈りしています。怪我のないよう存分に力を発揮してください。」と激励しました。

ゲストチーム代表挨拶を行った澳門のルイス監督は「澳門は2回目の参加です。昨年初めて参加して2つの大きな収穫がありました。1つめは、国外のチームと対戦して自分たちの実力を知ることができたこと。そこまで差がないという手応えを感じました。2つめは、私たちコーチ陣が国外のコーチ陣と知り合い交流することで、ネットワークが広がったことです。この素晴らしい大会に参加できることに感謝しています。怪我のないよう楽しみましょう!」と述べました。

 

第1試合は、沖縄国際大学 vs 沖縄大学。

両者攻め手を欠きジリジリした展開が続きますが、前半37分、この大会初ゴールとなる1点目をMF・田港選手が決めると、沖国が一気に勢いづきます。前半44分に追加点、後半には1トップを務める高江洲選手の4得点含む5点をあげ、7-1で大勝しました。

 

 

第2試合は、国立台湾体育運動大学B vs 澳門大学。

前回初出場で5位だった澳門は、この1年の強化を感じさせる試合運びを見せます。対する台湾Bも負けず劣らずの気迫で、前半は2-2で終了。この球際の激しい試合を制したのは澳門。後半28分、勝ち越し点を決めるとピッチもベンチも一丸となって喜びを爆発させました。

 

 

第3試合は、名桜大学 vs 沖縄国際大学FC。

2-5-3という布陣で挑んだ沖国FCがPKを獲得したものの外すと、その直後に名桜が得点し前半は1-0で終了。後半、中盤の厚さを生かした沖国がMFの2得点で逆転勝利しました。

 

 

第4試合は、国立台湾体育運動大学A vs 琉球大学。

立ち上がりに台湾Aが2得点し圧倒するかと思いきや、琉大が隙を逃さず1点返します。前半終了間際にも台湾が2得点で逃げ切りを図るものの、琉大が意地の1点を決め、4-2で前半終了。後半も、台湾Aが得点を重ねますが、琉大は後半40分にPKで1点返します。しっかり奪いしっかり繋ぐ台湾Aと最後まであきらめない琉大の素晴らしい一戦となりました。

 

 

【大会1日目試合結果】

 

第1試合

沖縄国際大学 vs 沖縄大学

7 – 1

(前半2 – 0 後半5 – 1)

 

第2試合

国立台湾体育運動大学B vs 澳門大学

2 – 3

(前半2 – 2 後半0 – 1)

 

第3試合

名桜大学 vs 沖縄国際大学FC

1 – 2

(前半1 – 0 後半0 – 2)

 

第4試合

国立台湾体育運動大学A vs 琉球大学

6 – 3

(前半4 – 2 後半2 – 1)