本日3月5日、「第5回 東アジア沖縄国際交流大学サッカー大会」が開幕しました!
国外から国立台湾体育運動大学(台湾)2チーム、沖縄から沖縄国際大学3チーム、沖縄大学、琉球大学、名桜大学の計8校が参加。
3月8日までの4日間、2グループ(4チーム総当たり)で戦い、最終日には各グループチーム同順位での順位決定戦を行います。
会場の沖縄国際大学グラウンドでは、試合に先立ち開会式が行われました。
一般社団法人沖縄県サッカー協会・具志堅朗会長による開会宣言に始まり、一般社団法人沖縄県サッカー協会大学連盟顧問・島袋啓順様から歓迎のご挨拶が。
ゲストチーム代表挨拶として国立台湾体育運動大学の趙監督から「今回は澳門などほかの海外チームが参加できなくて残念ですが、いずれは中国なども入れて東アジア全体でもっと交流してもっと強くなっていければいいな、という思いがずっとあります。台湾にはこのような国際大会はほぼないので、今回も参加して貴重な経験ができることがうれしいです。おたがいにレベルアップできるようにがんばりましょう!」とのご挨拶をいただきました。
大会の開幕戦となる第1試合は、沖縄国際大学A vs 沖縄大学。
両者攻め手を欠き、前半30分までは静かな試合に。徐々にシュートを増やした沖国Aは前半33分、FW儀保選手がドリブルで持ち込んだボールをFW高良選手が冷静に押し込んで先制。前大会より守備力が格段にアップした沖大は前半をこの1点で凌ぎ、後半立ち上がりに同点に追い付きますが、後半35分、MF平安山選手が豪快に勝ち越し点を決めた沖国Aが開幕戦勝利を収めました。
第2試合は、国立台湾体育運動大学B vs 琉球大学。
試合前練習から大きな声を出していた気合十分の台湾Bは、試合開始から沖大の倍近くのシュートを打ちます。前半27分、中央からドリブル突破したDF廖國豪選手がついに先制ゴール。後半13分に琉大MF木本選手が粘り強くボールを運び同点弾を決め勢いづく気配を見せますが、わずか3分後に台湾が勝ち越し。その後も2点を重ねた台湾が4‐2で勝ちました。
第3試合は、沖縄国際大学B vs 名桜大学。
沖国Bが試合開始すぐに先制し、前半35分、後半立ち上がりにも得点。降り出した雨の中、名桜も諦めず後半22分にFW本條選手が1点を返し、3-1で試合終了。決定力の差が結果に出ましたが、中盤でのボールの奪い合いが見応えある試合となりました。
第4試合は、国立台湾体育運動大学A vs 沖縄国際大学C。
試合直前に遠くで雷が鳴り心配されましたが、どうにか試合決行。選手たちは豪雨の中がんばりました。前半39分に沖国が先制すると試合が大きく動きます。前半終了間際わずか3分で台湾が2点を決め逆転。後半も激しい削り合いが繰り広げられます。ホストチームの沖国Cが意地を見せ、後半29分にMF徳山選手のゴールで引き分けに持ち込みました。
【大会1日目試合結果】
第1試合
沖縄国際大学A vs 沖縄大学
2 – 1
(前半1 – 0 後半1 – 1)
第2試合
国立台湾体育運動大学B vs 琉球大学
4 – 2
(前半1 – 0 後半3 – 2)
第3試合
沖縄国際大学B vs 名桜大学
3 – 1
(前半2 – 0 後半1 – 1)
第4試合
国立台湾体育運動大学A vs 沖縄国際大学C
2 – 2
(前半2 – 1 後半0 – 1)