昨日までと打って変わって大雨の中、大会3日目がスタート。

Aグループ・Bグループの1位〜4位が決まる予選リーグ最終戦が行われました。

 

第1試合は、沖縄大学 vs 澳門大学。

試合前、沖大・備瀬監督は「大会を通して言っているが、まず、楽しもう。そして今日は、ピッチコンディションを考えてプレーしよう」と選手たちに声を掛けます。その沖大がPKで先制。上の順位を狙い負けられない澳門も左CKからのボールを押し込み同点に。その後、セットプレーから2点、右サイドからのロングシュートで1点を加えた澳門が逆転勝ちを収め、Aグループ2位になりました。

 

第2試合は、沖縄国際大学 vs 国立台湾体育運動大学B。

大会3連覇中、今大会も予選2試合で11得点1失点と圧倒的強さを誇る沖国が前半30分で2-0とリード。その後、台湾Bに1点返されますが、3点目を追加し引き離します。台湾Bは、繋ぐ沖国に食らいつきボールを奪うものの、強固な4バックに阻まれてなかなか前線に入れることができません。後半も2点追加した沖国が圧勝し、Aグループ1位に。明日の順位決定戦でBグループ1位と優勝を争います。

 

第3試合は、沖縄国際大学FC vs 琉球大学。

前半3分、琉大がDF眞喜志選手の鮮やかなロングシュートで先制。Bグループ1位になるために6点差以上勝利が必要な沖国FCは徐々にリズムを掴み29分に同点、31分に逆転。後半開始直後、立て続けに2点を決め完全に主導権を握った沖国FCが怒涛のゴールラッシュ。ノルマ以上の11-2で勝利しBグループ1位となったため、明日は沖国同士で優勝を争うことになりました。

 

第4試合は、名桜大学 vs 国立台湾体育運動大学A。

ここまで2勝の台湾Aは引き分け以上で、1勝1敗の名桜は勝つことでBグループ2位になれる、どちらも絶対に負けられない一戦。試合開始直後、スローインを受けたDF玉城選手が落ち着いてゴールを決め名桜が先制。1-0で前半終了。ハーフタイムの台湾Aベンチからは趙監督の厳しい声が響きます。鬼気迫る守備と攻撃を繰り広げる台湾、声を掛け合いながら集中力を維持する名桜。後半24分、名桜が2点目。40分、台湾Aが意地の1点を返すものの試合終了。Bグループ2位は名桜が勝ち取りました。

 

明日の大会最終日は、優勝から8位までの順位決定戦が行われます。

(明日の第1試合: 7位決定戦 9:00キックオフ  国立台湾体育運動大学B vs 琉球大学)

選手の皆さんが今日の雨と冷え込みで体調を崩さず、悔いなく・楽しく・熱く戦えますように!!

 

【大会3日目試合結果】

 

第1試合

沖縄大学 vs 澳門大学

2 – 4

(前半1 – 3 後半1 – 1)

 

第2試合

沖縄国際大学 vs 国立台湾体育運動大学B

5 – 1

(前半3 – 1 後半2 – 0)

 

第3試合

沖縄国際大学FC vs 琉球大学

11 – 2

(前半3 – 1 後半8 – 1)

 

第4試合

名桜大学 vs 国立台湾体育運動大学A

2 – 1

(前半1 – 0 後半1 – 1)

 

■Aグループ順位

1位 沖縄国際大学

2位 澳門大學

3位 沖縄大学

4位 国立台湾体育運動大学B

 

■Bグループ順位

1位 沖縄国際大学FC

2位 名桜大学

3位 国立台湾体育運動大学A

4位 琉球大学